
トレンドがある
人材育成の目的を大きく3つに分けて考えると、OJT的な教育方法によって現場で仕事ができるようにすること、座学による知識補充や研修のような概括的な知識伝達、そしてコミュニケーションを重視する教育です。
人材育成のトレンドと今後
新入社員研修は人材育成方法としてもっともポピュラーなものの一つです。
目的がはっきりしており、もっとも効果を上げやすい段階と考えられます。
以前は当然のように行われていた新入社員研修ですが、ある時期を境にOJT方式へ切り替えた企業が増えました。
厳しい経営状況の中で、指導に費用をかけたくないという意識もあることでしょう。
往々にして企業の経営状態の影響を受けやすい人材育成ではありますが、近年では切り詰められる方向から費用をかけてでも効果ある方法を模索する動向が見られます。
そんな中で、教育による一人ひとりの能力値アップによってサービスや品質の向上を目指したほうが結果的に効率が良いと判断されるようになったためと思われます。
さらに、そのトレンドはコミュニケーションによる会社帰属意識を高める方向へと向かっています。
若者が3年で会社を辞めるといわれ、年功序列にしばられずに転職できる状況を考えれば、企業側としてはまず会社にとどまってもらう人材確保が必要になり、トレンドについて考えると、そこからようやく育成が可能になる、という状況といえるでしょう。